神奈川県にある小規模保育園で卒園対策委員会のリーダーを務めることになった35歳の母親です。おもいでアルバム ザ・ムービーを利用しての感想と、それを見た子どもたちの反応をお話ししたいと思います。
卒園アルバム制作に積極的な保護者がいない…
卒園対策委員会は卒園アルバムの制作、先生への感謝の気持ちを込めたプレゼントの準備などやることがたくさん。
私たち7人で分担して進めていったんですが、特に頭を悩ませたのが卒園アルバムでした。
まず保護者で作るか業者に頼むか、そこから決めなくていきます。でも今年は保護者の中で「自分たちで作りたい」って積極的な人が誰もいませんでした。
かといって、業者さんに全部お願いすると予算オーバー。どっちつかずの状態で、なかなか決められずにいました。
理想には遠い現実の卒アル条件
正直なところ、無いものねだりですが、私が頭に描いていた理想のシーンがありました。
しっかりしたハードカバーのアルバムを受け取った園児たちが、キラキラした目で嬉しそうにページをめくる姿。保護者や先生からほんの少しでいいので「素敵なアルバムね」って言ってもらえたら最高だな〜と。
でも現実は厳しく、その理想は簡単に手に入りません。みんなフルタイムで働いているのでデザインや制作は業者さんにお願いしたい。
予算は5,000円くらいで、シンプルだけどハードカバーで、ケース付きのものが理想なんですが。
ただ、この予算だと印刷の質があまり良くなくて、みんなが納得してくれるかな…って不安でした。
「アルバム不要」の意見が
悩んでいるうちに、あっという間に10月に。
保護者会で「そこまで決まらないならアルバムなしでもいいんじゃない?」というショックな意見が出たんです。
それに続いて「イベントの写真は販売してるし、みんなスマホで撮ってるからわざわざアルバム作る意味ある?」
「高いお金払ってまで作る必要ない」なんて厳しい意見が連鎖して発言されます。
私たち卒アル担当班は本当に落ち込んでしまいました。でももう少し考える時間をもらって、なんとか良い方法を見つけようって決めることになりました。
友だちから救いの手が
そんな時、謝恩会担当のママから「面白いの見つけたよ」って声をかけてもらったんです。
「謝恩会でスライドショー作りたかったけど、パソコン得意な人いなくて諦めかけてたの。そしたら、別の保育園のママ友から『おもいで動画制作サービス』っていうのがあるって教えてもらって」
そう言いながら、スマホでサンプル動画を見せてくれたんです。日常の様子をかわいくまとめたものや、赤ちゃんの頃と今を比べる構成のもの。「こんな動画があるんだ」と、驚きました。
ブックタイプのアルバムが付属
そして、さらに驚いたのが「この動画サービス、使った写真でアルバムも作ってくれるんだって」という話。
「どういうこと?」と思いながら見せてもらったサンプルは想像以上でした。
きれいなフレームで飾られた卒園生紹介ページ、イベントの写真をうまく配置したページ、先生からのメッセージのデザインなど、どれも素敵な仕上がりで。
「これ、立派な卒アルになるんじゃない?」という謝恩会担当のママの言葉に「これだ!」と大きくうなずき、さっそく家でじっくり内容を確認しました。
保護者会で提案
11月の保護者会で、この「おもいで動画」のサービスを提案しました。
4本の短編動画を作って、卒園式と謝恩会で2本ずつ上映する。動画は各家庭でダウンロードできるから、「動画アルバム」として保存できて親族にも共有できる。
そして付属のハードカバーアルバムは、私たちが悩んでいた卒アルの代わりになる。
1人4,980円。最初に考えていた予算内でおさまる金額で、みんなから賛成をもらえました。
理想が現実となった卒園の日
そして、卒園式の日。
スクリーンを食い入るように見つめる園児たち。変顔してる友達を指さして大笑いする子どもたち。それを見守りながら一緒に盛り上がる保護者の皆さん。そして目頭をハンカチで抑えるたくさんの先生方。
みんなで思い出を共有する、そんな素敵な時間を過ごせました。
謝恩会では、先生から「卒園アルバム」が子どもたちに手渡されました。「みんなが笑いながら見てた動画の写真が、このアルバムにたくさん入ってるよ。もう一回見てね!」って声をかけたら、「すごーい!」って歓声があがって。
友達同士で思い出の写真を指さしながら、楽しそうに話す子どもたちを見て、思わず涙がこぼれそうになりました。
思い出を分ちあえる素晴らしさ
4本の短編動画と、素敵な卒園アルバムが1人4,980円で作れたこと、大変感謝しています。はじめに思っていた以上の価値がありました。
何より動画とアルバムで「みんなで一緒に思い出を分かち合える」ということが新鮮で、素晴らしい時間を過ごせました。
来年の卒対委員さんにも、ぜひおすすめしたいと思います。ありがとうございました。
(本内容は、お客様へのインタビューを基に当方の加筆を行い再構成しています)