東京にある小規模保育園で年長クラスを担当している32歳の保育士です。おもいでアルバム ザ・ムービーを知ったきっかけや、それを見た方の感想についてお話しします。
物足りなかった過去の上映会
年長を受け持つその年は、卒園前に子どもたちと一緒に過ごした日々を振り返る時間を大切にしています。
これまでは、園の職員がスライドショーを作っていたんですが、正直なところ、ちょっと単調で子どもたちの興味を引くには物足りなかったんです。
途中で飽きちゃう子も多くて、盛り上がりに欠けていました。私はこのスライド鑑賞は、子どもたちの目がキラキラ輝くような、素敵な思い出の時間にしたいなっていつも思っていました。
スクリーンに映る写真が変わるたびに歓声が上がって、みんなが笑顔でいっぱいになるような、そんな素敵な時間を過ごしたかったんです。
子どもの感性に応える動画がつくりたい
こどもたちは普段からアニメやYouTube、テーマパークなど、すごくクオリティの高いものを見ています。
だから、こどもだましは通用せず、本当に喜ばせるには目を見張るようなクオリティが必要だな…と、常々思っていました。
歓声が続く新しいスライドショーを導入
そんな時、他の保育園の先生から「おもいでアルバム ザ ムービー」を教えてもらったんです。お願いしてみたら、出来上がった動画のクオリティの高さに驚きました。
「卒園生プロフィール」や「保育園の一日」など、子どもたちが喜ぶテーマがしっかり押さえられていて、これなら絶対に喜んでくれると確信しました。
前のめりになる子どもたち
上映会当日、ドキドキしながら再生ボタンをタップ。動画が始まってたった数秒でみんなが驚きの声を上げたのには感激しました。
特に「保育園の一日」のパートでは、子どもたちが前のめりになって見入っていて、すごく嬉しかったです。
プロフィールを紹介する動画では、好きな給食や将来の夢が文字で書かれているんですが、みんなで声を合わせて読み上げるほど盛り上がりました。
インデックスアルバムをサプライズに
みんなが動画を見終わって興奮冷めやらぬ中、サプライズを用意しました。
「みんな、実はね、今見た写真でできたアルバムもあるんだよ」と伝えて一人ひとりにアルバムを渡しました。
子どもたちは目をまん丸にして、「えーっ」「うそー!」と教室中が歓声に包まれました。
「さっきの写真だ!」みんな興奮しながら言い合っていて、本当に嬉しそうでした。
アルバム見ながら再上映に
驚いたことに「もう一度照らし合わせてスライドを見ようよ」と誰かが言い出して、再び動画を流すことになり、手元のアルバムとスクリーンを見比べています。
思い出を見る、触れる、共有する…そんな素敵な体験ができて、子どもたちにとっても私にとっても、かけがえのない時間になりました。アルバムを抱えて帰る子どもたちの後ろ姿を見送りながら、理想のシーンが実現できたことを嬉しく感じました。
(本内容は、お客様へのインタビューを基に当方の加筆を行い再構成しています)